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吉林大学外国語学院で「2017海峡両岸外国語教育シンポジウム」開催

資料の出所: 时间: 2017-09-15 クリック数:

 2017年9月8日、吉林大学外国語学院・東北アジア国際言語文化研究基地・吉林大学東北アジア国際言語文化研究センターの共催により、教育部大学外国語専攻教育指導委員会・中国日本語教学研究会・吉林省図們江国際合作学会のご協力と、九州外国語学院のご後援のもと、「2017年海峡両岸外国語教育シンポジウム」が本学外国語学院500号室で開催された。台湾大学、政治大学、静宜大学、淡江大学、東呉大学、台中科技大学、上海外国語大学、中国人民大学、ハルピン工業大学、大連理工大学、華東師範大学、東北師範大学など、海峡両岸から30以上の大学の研究者らが本シンポジウムに出席した。本シンポジウムの進行役を本学外国語学院院長である周異夫教授が務め、開幕式には吉林大学副学長である鄭偉濤教授、台湾政治大学教務長である于乃明教授など海峡両岸の研究者らがご出席になった。
 開幕式の後、政治大学教務長・于乃明教授が「外国語教育の変革と多元的な学習環境の構築———政治大学を中心に」という題で基調講演を行い、政治大学のカリキュラムの編成、教育の特色や改革、教師の育成、教師に対する評価、国際化戦略などを詳しく紹介した。本シンポジウムにおいては、英語、ロシア語、日本語、スペイン語と朝鮮語の五つの学部による分科会が設置されている。海峡両岸の学者は熱烈で打ち解けた雰囲気の中、外国語人材育成のパターン、カリキュラムの配列、外国語教育方法の革新、外国語教材の開発や評価などの問題をめぐり、議論を尽くした。
 閉幕式では本学外国語学院胡建軍副院長が進行役をつとめ、政治大学教務長・于乃明教授と吉林大学外国語学院院長・周異夫教授がそれぞれ閉会の挨拶をした。周異夫院長は、今回の(海峡両岸外国語教育)シンポジウムは外国語教育改革の情勢を分析し、いかにして教学の質を高め、人材を育てるかなどの問題において新たな探求をするよう教師たちを促したと述べた。最後に、周異夫院長は本シンポジウムに出席した研究者らに再び感謝の意を表するとともに、今後も引き続き議論を続けることで、教育刷新・改革の新たなルートを探索し、社会に適応した人材をより多く育成するよう意向を示した。
 本シンポジウムは海峡両岸の研究者らに交流し合い、学び合い、友情を深める場だけでなく、海峡両岸の外国語教育事業の融合と交流を促進し、新時期における外国語教育の改革と発展を推進するための新たな知恵をも提供した。